県教委は二十二日、女児への強制わいせつやトイレでの盗撮などの不祥事を起こした教諭や非常勤講師六人を、懲戒処分(停職、免職)とした。教諭の不祥事が相次ぐ県教委だが、一挙に六人の懲戒処分は異例。
本年度の懲戒処分は十七人となった。一挙六人の処分は「記録を見ても例がない。調査終了の時期がたまたま重なった」(県教委)としている。
六人のうち岩津高の男性教諭(43)以外は、辞意を表明しているという。
県教委は本年度、不祥事の具体例をまとめたリーフレットを全教員に配布したほか、校長と教頭による面談など、不祥事防止に力を入れ始めたばかり。
六人には校長や教頭も含まれ、県教委の担当者は「今後、管理職に対する新たな取り組みを考えたい」と話している。
県教委がこの日発表した二〇一五年度の懲戒処分状況では、合計二十四人のうち、わいせつ事案が九人を占めた。
本年度も十七人のうち、わいせつ事案は十一人に上る。
■東海市立三ツ池小の男性教頭 9月19日昼ごろ、常滑市立図書館の男子トイレで、個室を隔てる壁の上から隣の男性を携帯電話のカメラで撮影。男性から問いただされ、県迷惑防止条例違反容疑で逮捕された。11月14日、罰金30万円の略式命令を受け、納付した。「他人の様子を見てみたかった」
教諭の犯罪が多くなってきてますね。
規律という前に、教育者としての最低限のモラルが無くなってしまっているようだ。
そういう人たちには、懲戒処分ではなく、軽微であろうが重大であろうが教育者として失格。
全員懲戒免職にするべきだ。
それぐらいきつい締め付けがあった方が身も引き締まるだろう。
いや、きつい締め付けが無いから、犯罪に走ってしまうのだろうな。